建設中の病院で３度目の不審火…病棟2階に置かれた段ボール燃える　1週間前は壁に焦げ跡

名古屋市千種区の「東部医療センター」の建設中の病棟で２０日、段ボール箱が燃える不審火がありました。この病棟では４月から不審火が３件相次いでいて、警察が関連を調べています。

　２０日正午ごろ名古屋市千種区若水の「東部医療センター」の建設中の病棟で、２階の床に置かれていた段ボール箱が燃えているのを作業員の男性が見つけ、バケツの水で消火しました。ケガ人はいませんでした。

　名古屋市などによりますと、２階の病棟では４月１９日にも不審火があり、工事関係者３人が病院に搬送されたほか、５月１３日にも壁に焦げ跡が見つかっていて、警察は連続不審火の可能性があるとみて調べています。

　市は監視カメラを１０台ほど設置するほか、警備員が２４時間体制でパトロールするなど監視を強化する方針です。

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