保育士殺害 防犯カメラに“容疑者の男”
東京・杉並区のアパートで32歳の保育士の女性が殺害された事件で、警視庁は殺人の疑いで職場の同僚で杉並区内に住む30代の男を逮捕した。
捜査本部が置かれている警視庁・荻窪警察署から捜査の最新情報を伝える。
容疑者は、31日正午に東京地検に身柄を送られた。
捜査関係者への取材で、防犯カメラの捜査から容疑者とみられる男の足取りがわかってきた。
捜査関係者によると容疑者とみられる男の姿は、複数の防犯カメラで確認されていて、事件の後は、そのまま自宅の方向に向かい、どこかに立ち寄った形跡は確認されていないという。
また、その際の様子は、いち早く現場から離れたいという風な、焦って走るような感じはなく、落ち着いた様子で歩いていたという。これまでの取材でも、事件直後にアパートから出てきた不審な男が慌てる様子もなく立ち去ったという目撃情報があり、それとも一致している。
さらに、事件前日の夜には不審な男がアパート周辺を徘徊(はいかい)する様子が確認されているということで、こちらについても夜間のため映像ははっきりしないということだが、容疑者の可能性があるとみて、警視庁が確認を進めている。