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中国人が思う「世界で最も安全な国」 2位は日本で、1位は・・・=中国メディア

海外旅行をするにあたり、考慮すべき要素の1つは旅行先の治安だ。旅行者にとって、世界で最も安全な国といったらどこだろうか。中国メディアの今日頭条は30日、「中国人旅行者から見た世界で最も安全な国ベスト3」を紹介する記事を掲載した。

記事はまず、危険な国としてインドを挙げ、性犯罪が多いため女性の一人旅は避けるのが無難で、米国は先進国ではあるものの銃社会なので危険だと主張した。では、中国人にとって安全な旅行先とはどこだろうか。記事は、第3位として「シンガポール」を挙げた。法が厳しく、ナイフ類の持ち歩きなど細かなことまで禁止されていて、犯罪の内容によっては禁錮刑よりもある意味つらい「むち打ちの刑」もあり、犯罪者があまりいないとした。

記事が第2位に選んだのは「日本」だ。記事は、日本には指定暴力団があるものの、「国民の民度が非常に高く」安全な国だと称賛した。自律心が強いので、各自が進んで道路をきれいにするような国であり、自然と犯罪も少なくなっているのだと論じている。また、伝統的な木造の建築物も保存状態が良く、富士山や桜、温泉など観光資源も豊富で、中国人にとっては国民感情を抜きにすれば旅行先として最適だと絶賛した。

記事は、「日本を超える世界で最も安全な国」は、中国が1位だと主張。その理由を、銃も刀の所持も禁止されていて、警察の出動も素早く、旅行者には安心だとしている。確かに中国では身に危険が及ぶような犯罪に直面する可能性は少ないが、スリやひったくりなど窃盗が非常に多く、ナイフを所持している者も少なくない。

また、死角がないほど無数に設置された防犯カメラや、地下鉄に乗るにも必要な持ち物のX線検査、政府機関付近や人が多く集まるところに出動する武装警察が銃を手に巡回している様子を見ると、安心感を抱く人もいるだろうが裏を返せばそれだけ危険だということではないだろうか。いずれにしても、中国人旅行者にとって海外では日本が最も安全な国だと感じられているようだ。訪日中国人が増え続けているにのも納得だ。安心して旅行を楽しめる日本は、ますます中国人旅行者に人気となるに違いない。