自転車を蹴られタイヤの空気を抜かれ…防犯カメラに“同じマンションの男”

兵庫県伊丹市のマンションの駐輪場で、自転車を同じマンションに住む男に壊されたとして住民の男性が刑事告訴しました。男性が設置した防犯カメラには犯行の一部始終が映っていました。

カメラに映るのは、マンションの駐輪場に止めてある自転車を蹴る男。執拗に１台の自転車を蹴り続けています。さらに別の日には、逆さまにされた自転車のタイヤを男が触っている様子を自転車を所有する男性が撮影していました。この後に確認すると、タイヤの空気が抜かれていたということです。

「自分の自転車が動かなくなるまでボコボコに蹴られて、タイヤの空気を抜かれた」（自転車を所有していた男性）

兵庫県伊丹市に住む男性によりますと、今年２月にこのマンションに転居してきましたが、その直後から１週間にわたって、止めていた自転車が放り投げられたり蹴られるなどして壊されたということです。

「男が自転車を投げてできたのでしょうか、マンションのタイルがところどころ割れてしまっています」（記者リポート）

男性が設置した防犯カメラには、毎回、同じ男が映っていて、今年３月、警察に被害届を出していました。男は同じマンションの住人で、会話をしたこともなかったということです。

「腹立たしさでもう、自分の自転車が目の前でいろいろされているわけなんで。犯行の現場を捕まえるために張り込んでいるときは執念の思いでしたね」（自転車を所有していた男性）

男性は２４日、器物損壊の疑いで男を刑事告訴しましたが、男は警察に対して「駐輪場の自転車が邪魔だった」などと話しているということです。

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